「医師」以外の医療行為とは?~鍼灸、漢方について

Posted on 2015年7月15日 By

東洋医学と漢方

医師であっても、医療行為は条件を満たさねば行えません。
医療行為は、医師のみが行える医行為と、助産婦、看護師、救急救命士、歯科医、薬剤師に与えられている限定的医療行為もあります。
これらの医療行為を除いた医療行為のことを書きたいと思っています。

「イタいのイタいのトンデケー」的な行為も医療行為に含めます。効果のあるなしに関係なく、
冒頭の医療行為以外の心身の不調を癒すための行為についてです。

多分、医師等、病院で得ることのできる医療を「西洋医学」とし、「鍼灸、漢方」や「ツボ押し」などを「東洋医学」とお考えだと思います。
おおむね、その通りですが、正確ではありません。特に「漢方薬」に代表される漢方医学は日本の伝統医学であって、中国医学を指す言葉ではありません。
つまり、漢方薬は、そのまま中国医学に使用する薬品を意味しているのではないのです。

漢方薬は医薬品です。ですから、漢方薬は漢方薬でない薬品と同様の類別がそのまま適用されます。患者の意志のみで使用できる漢方薬もあれば、
医師の処方箋がないと使用できない漢方薬もあります。

東洋医学と漢方

現在、日本で困っていることは、多くの日本の医師が漢方薬の知識を欠落しているいことです。
漢方が医師国家試験の問題となることは極めて少ないし、6年間の医学の勉強にも、ほとんど漢方に触れない状態です。
しかも、漢方は日本の伝統医学であることから、日本が漢方の最権威国です。留学などにより漢方医学を深く学ぶことが不可能なのです。
これを放置すると、確実に消える医学です。

テレビ報道にあった、中国での取材に「針麻酔」による外科手術の状況が映されたことがあります。
抜歯の光景も見たことがあります。捏造ではありませんので事実だそうすが、現場が中国であったことから、鍼灸術の権威は中国にあり。
と思われている状況が今日でも趨勢です。

確認しますが、私は「鍼」を否定していません。危ういと言いたいのです。確かに、鍼は中国で体系化された「経絡」を起源としています。
ですから中国医学でもあります。さて、「鍼」を考えたとき、現状に危険を認識すべし。となります。

鍼は、それ自体に薬品が消耗されることはありません。必要なのは、まさに、ピンポイントで「ツボ」を捉えそこへ施術する超人的なカンと技術です。
そして、それだけです。この医療にどのようなことが起こるでしょうか。安いのです。費用はほぼ全額、施術者に行きます。
中国医は中国では医師ですが、日本では認めていません。アメリカ合衆国の一部の州では医師として勤務できます。
「鍼」は、日本では、国家試験により「はり師」と「医師」のみに許されている医療行為です。

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